「嘆かし」を解説文に含む見出し語の検索結果(211~220/250件中)
代名詞①そこ。▽中称の指示代名詞。相手に近い場所をさす。出典古今集 雑体「うちわたす遠方人(をちかたびと)に物申す我そのそこに白く咲けるは何の花ぞも」[訳] はるかに見渡す遠くにいる方に申...
名詞①(過ぎていく)時間。時の流れ。出典徒然草 一九一「若きどち、心とどめて見る人は、ときをも分かぬものなれば」[訳] 若い者同士、互いに注意して見る人は、(見たり見なかったりという)時間...
名詞①(過ぎていく)時間。時の流れ。出典徒然草 一九一「若きどち、心とどめて見る人は、ときをも分かぬものなれば」[訳] 若い者同士、互いに注意して見る人は、(見たり見なかったりという)時間...
[一]他動詞ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}①うち砕く。こわす。裂く。出典宇治拾遺 二・六「隔ての垣をやぶりて、それより出(い)だし奉らん」[訳] 仕切りの垣根をこわして、そこか...
[一]他動詞ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}①うち砕く。こわす。裂く。出典宇治拾遺 二・六「隔ての垣をやぶりて、それより出(い)だし奉らん」[訳] 仕切りの垣根をこわして、そこか...
分類和歌「おもかげのかすめる月ぞやどりける春や昔の袖(そで)の涙に」出典新古今集 恋二・藤原俊成女(ふぢはらのとしなりのむすめ)[訳] あの人の面影がかすんで見える朧(おぼろ)にかすむ月が宿ったことだ...
分類和歌「げにやげに冬の夜ならぬ槙(まき)の戸も遅くあくるはわびしかりけり」出典蜻蛉日記 藤原兼家(ふぢはらのかねいへ)[訳] なるほど本当に、冬の長い夜が明けるのを待つのはつらいものだが、冬の夜でも...
分類和歌「白珠は人に知らえず知らずともよし知らずともわれし知れらば知らずともよし」出典万葉集 一〇一八・元興寺(がんごうじ)の僧(そう)[訳] 真珠は人に知られていない。だが人は知らなくてもいい。人は...
副詞①みしみしと。▽物がきしむ音の形容。出典万葉集 三二七〇「この床(とこ)のひしと鳴るまで嘆きつるかも」[訳] この床がみしみしと鳴るほどにため息をついたことだ。②びっしりと...
名詞(一)【侘び事・侘び言】思い煩うこと。思い悩んで嘆くこと。また、恨みがましい言葉。恨みごと。愚痴。出典源氏物語 藤袴「様々なる、人々の御わびごとも多かり」[訳] いろいろな、人々のお恨みごとも多い...