「けり」を解説文に含む見出し語の検索結果(341~350/758件中)
分類和歌出典百人一首 「君がため惜(を)しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな」出典後拾遺集 恋二・藤原義孝(ふぢはらのよしたか)[訳] あなたに逢(あ)うためには惜しくなかった命でさえも、(逢う...
分類連語…たではないか。出典万葉集 八一七「青柳(あをやぎ)は鬘(かづら)にすべくなりにけらずや」[訳] 青く芽吹いた柳は、髪飾りにすることができそうになったではないか。参考完了の助動詞「ぬ」の連用形...
分類連語(一)【言も愚かなり】言うまでもない。出典宇治拾遺 一四・六「…といふに、『こともおろかなり。いづくぞ、その玉もちたりつらん者は』と」[訳] …と言うと、「言うまでもない。どこだ、その玉を持っ...
分類和歌「駿河(するが)なる宇津(うつ)の山べのうつつにも夢にも人に逢(あ)はぬなりけり」出典新古今集 羇旅・在原業平(ありはらのなりひら)・伊勢物語九[訳] 駿河の国の宇津の山のあたりでは、その『う...
副詞〔多く下に打消の表現を伴って〕はっきりどこと。出典更級日記 野辺の笹原「そこはかと知りて行かねど先に立つ涙ぞ道のしるべなりける」[訳] (お墓の場所を)はっきりどこと知って行くのではないが、先立っ...
自動詞カ行四段活用活用{か/き/く/く/け/け}①忙しそうに振る舞う。ざわざわする。出典枕草子 殿上の名対面こそ「沓(くつ)の音し、そそめき出づると」[訳] 沓の音をさせて、ざわざわと出て...
自動詞ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}(一)【亡くなる】死ぬ。亡くなる。出典伊勢物語 一一一「昔、男、やむごとなき女のもとに、なくなりにけるをとぶらふやうにて」[訳] 昔、男が高貴な女のとこ...
分類連語…では。▽多く「あらず」「侍(はべ)らず」など打消の語句や「あれど」などの逆接を表す語句が続く。出典源氏物語 桐壺「いとやむごとなき際(きは)にはあらぬが、すぐれて時めき給(たま)ふありけり」...
分類和歌出典百人一首 「花さそふ嵐(あらし)の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり」出典新勅撰集 雑一・藤原公経(ふぢはらのきんつね)[訳] 花を誘って散らす激しい嵐の吹く庭に、花が雪のように降る...
分類和歌「春の野にすみれ摘みにと来(こ)し我そ野をなつかしみ一夜(ひとよ)寝にける」出典万葉集 一四二四・山部赤人(やまべのあかひと)[訳] すみれを摘むために春の野に来たこの私は、野が離れがたいので...