「まし」を解説文に含む見出し語の検索結果(41~50/364件中)
副詞「しばし」に同じ。出典万葉集 三七八五「ほととぎす間(あひだ)しまし置け汝(な)が鳴けば」[訳] ほととぎすよ、しばらく間をおいて(鳴いて)くれ、おまえが鳴くと。◆上代語。
副詞別々に。それぞれに。出典古今集 冬「たれかことごと分きて折らまし」[訳] だれが花と雪とをそれぞれに区別して手折ることができようか。
副詞別々に。それぞれに。出典古今集 冬「たれかことごと分きて折らまし」[訳] だれが花と雪とをそれぞれに区別して手折ることができようか。
分類枕詞神代から続く高貴な方の意から「大君」にかかる。出典万葉集 五「とほつかみわご大君の行幸(いでまし)の」[訳] 我が大君が行幸なさっている。
分類枕詞神代から続く高貴な方の意から「大君」にかかる。出典万葉集 五「とほつかみわご大君の行幸(いでまし)の」[訳] 我が大君が行幸なさっている。
分類連語…だろう。出典平家物語 九・忠度最期「行(ゆ)き暮れて木(こ)の下かげを宿とせば花や今宵(こよひ)のあるじならまし」[訳] もし、行く途中で日が暮れて木の下を宿とするならば、花が今夜の宿の主人...
分類和歌出典百人一首 「逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし」出典拾遺集 恋一・藤原朝忠(ふぢはらのあさただ)[訳] もし、逢って契(ちぎ)りを結ぶということが全くなければ、かえ...
分類連語もし…たならば。もし…しまったら。▽順接の仮定条件を表す。多く、下に反実仮想の助動詞「まし」を伴い、事実と反する事柄や実現しそうもないことを仮定し、その上で推量する意を表す。出典古今集 春上「...
分類連語(もし)なかったならば。なかったら。出典古今集 春上・伊勢物語八二「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」[訳] ⇒よのなかにたえてさくらの…。参考(1)多く、仮定の条件を表し、...
自動詞カ行四段活用活用{か/き/く/く/け/け}①ご到着になる。▽「行き着く」の尊敬語。出典蜻蛉日記 上「宇治(うぢ)の院におはしましつきて」[訳] 宇治の院にご到着になって。②...