古語:

いとふの意味

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学研全訳古語辞典

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いと・ふ 【厭ふ】

他動詞ハ行四段活用

活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}


いやがる。


出典徒然草 六〇


「世の常ならぬさまなれども、人にいとはれず、万(よろづ)許されけり」


[訳] (この盛親僧都(じようしんそうず)は)世間一般とは違うようすであるけれど、人にいやがられず、万事許されていた。


〔多く「世をいとふ」の形で〕この世を避ける。出家する。


出典奥の細道 松島


「松の木陰に世をいとふ人もまれまれ見え侍(はべ)りて」


[訳] 松の木陰に俗世間を避けている人もごくまれには見られまして。


いたわる。かばう。大事にする。


出典浮世風呂 滑稽


「客人をいとふ気になりますから」


[訳] 客を大事にする気持ちになりますから。








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