学研全訳古語辞典 |
かう-じ 【好事】
よいこと。よい行い。
かう-じ 【講師】
①
奈良・平安時代のころ、諸国の国分寺に置かれた、上座の僧官。僧尼の監督をつかさどり、仏教を講説した。◇古くは「国師(こくし)」といっていた。仏教語。
②
詩の会や歌合わせなどの席で、詩歌をよみ、披露する人。
③
法会(ほうえ)で、仏典などを講説する高僧。◇仏教語。
かう-じ 【勘事】
①
「かんだう」に同じ。
出典落窪物語 一
「この度のかうじゆるさせ給(たま)へ」
[訳] 今回のおとがめはお許しください。
②
拷問(ごうもん)。◆「かんじ」のウ音便。
かう-じ 【柑子】
①
植物の名。こうじみかん。▽みかんに比べ、実が小さく酸味が強い。[季語] 秋。
②
襲(かさね)の色目の一つ。表裏ともに濃い朽葉(くちば)色(=赤みを帯びた黄色)。◆「かんじ」のウ音便。
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