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あるはの意味

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学研全訳古語辞典

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ある-は

[一]

分類連語


あるものは。


出典枕草子 祭のかへさ


「あるは狩衣(かりぎぬ)などみだれて」


[訳] あるものは狩衣などいろいろな服装が交じって。⇒あるいは(連語)


なりたち

ラ変動詞「あり」の連体形+係助詞「は」


[二]

【或は】


接続詞

〔「あるは…、あるは…」の形で〕ある場合には。一方では。


出典古今集 仮名序


「あるは、昨日(きのふ)栄えおごりて、…あるは、松山の波をかけ」


[訳] ある場合には、昨日(まで)は栄えて思い上がっていたのに、…ある場合には、末の松山の波にたとえて愛を誓い。


または。もしくは。


出典古今集 仮名序


「逢坂山(あふさかやま)に至りて手向(たむ)けを祈り、あるは春・夏・秋・冬にも入(い)らぬ種々(くさぐさ)の歌をなむ、選ばせ給(たま)ひける」


[訳] 逢坂山まで来て手向けの神を祈り、もしくは春夏秋冬の部立(ぶだて)にも入らないいろいろな歌を選ばせなさった。








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