古語:

いうげんの意味

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いう-げん 【幽玄】

名詞

奥深い境地。


出典古今集 真名序


「興(きよう)、いうげんに入る」


[訳] 趣は奥深い境地に入る。


優雅な深い味わい。


出典徒然草 一二二


「詩歌に巧みに、糸竹(しちく)に妙(たへ)なるは、いうげんの道」


[訳] 漢詩や和歌を作るのが上手で、管弦にすぐれているのは、優雅な深い味わいの(芸術の)道(であって)。


優雅で柔和でととのった美しさ。▽歌論・連歌(れんが)論・能楽論などの用語。


出典花鏡 幽玄之入堺事


「ただ美しく柔和(にうわ)なる体(てい)、いうげんの本体なり」


[訳] もっぱら美しく柔和なありさまが、幽玄の本質である。⇒幽玄(ゆうげん)


分類文芸








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