古語:

おほやけの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

おほ-やけ 【公】

名詞

朝廷。政府。


出典更級日記 竹芝寺


「ろんなくもとの国にこそ行くらめと、おほやけより使ひ下りて追ふに」


[訳] もちろん故郷の国に行っているのだろうと、朝廷から使いが下り(この男を)追いかけるけれども。


天皇。▽皇后や中宮を含むときもある。


出典竹取物語 かぐや姫の昇天


「いみじく静かに、おほやけに御文(おほんふみ)奉り給(たま)ふ」


[訳] (かぐや姫は)たいそう静かに、天皇にお手紙を差し上げなさる。


公的なこと。社会的なこと。表向き。


出典徒然草 一七五


「おほやけ・私(わたくし)の大事を欠きて、煩(わづら)ひとなる」


[訳] 公・私ともに大切な事をおろそかにして、面倒なことになる。[反対語] 私(わたくし)。








おほやけのページへのリンク
「おほやけ」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

おほやけのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




おほやけのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS