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おほやけごとの意味

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おほやけ-ごと 【公事】

名詞

朝廷の儀式・行事。政務。公務。「おほやけわざ」とも。


出典伊勢物語 八三


「さても侍(さぶら)ひてしがなと思へど、おほやけごとどもありければ」


[訳] そのまま(おそばに)お仕えしていたいと思ったけれど、朝廷の行事などもあったので。[反対語] 私事(わたくしごと)。


租税・賦役(ぶやく)など、国家から課せられた義務的な奉仕。


出典更級日記 竹芝寺


「武蔵(むさし)の国を預けとらせて、おほやけごともなさせじ」


[訳] 武蔵の国を預け与えて、租税や賦役も負担させまい。


型どおりの作法・やり方。


とおりいっぺんの役目。


出典源氏物語 桐壺


「おほやけごとに仕うまつれる、おろそかなる事もぞ」


[訳] とおりいっぺんのお役目として奉仕したのでは、疎略になりかねない。








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