古語:

かひなしの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

かひ-な・し 【甲斐無し】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


どうにもならない。ききめがない。むだである。


出典伊勢物語 六


「足ずりをして泣けども、かひなし」


[訳] じだんだを踏んで泣いたが、どうにもならない。


取るに足りない。値打ちがない。


出典平家物語 九・小宰相身投


「かひなき命生きて、つれなうこそ、これまで逃れまゐって候(さうら)へ」


[訳] 取るに足りない命をながらえて、悲しみをこらえて、これまで逃げてまいりました。








かひなしのページへのリンク
「かひなし」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

かひなしのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




かひなしのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS