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きっとの意味

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学研全訳古語辞典

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きっ-と 【屹度・急度】

副詞

すばやく。さっと。


出典平家物語 七・経正都落


「かかる怱劇(そうげき)の中にも、その御名残きっと思ひ出(い)でて」


[訳] このような慌ただしいさ中にも、お別れを申そうとさっと思い出して。


厳しく。きりっと。


出典平家物語 七・願書


「木曾(きそ)は羽丹生(はにふ)に陣取って、四方をきっと見回せば」


[訳] 木曾義仲は羽丹生に陣取って、四方をきりっと見回すと。


必ず。間違いなく。


出典平家物語 二・西光被斬


「きっと立ち寄り給(たま)へ」


[訳] 必ず立ち寄りください。◆「きと」の促音便。鎌倉時代以後の語。








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