古語:

げんざんの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

げん-ざん 【見参】

[一]名詞

節会(せちえ)や宴会に出席して名簿に記帳すること。また、その名簿。


[二]名詞※「す」が付いて自動詞(サ行変格活用)になる

お目にかかること。お目どおり。▽高貴な人に会うときに使う。


出典大鏡 師尹


「出(い)でさせ給(たま)はむに、げんざんせむと多く集まりて」


[訳] (道長(みちなが)が)お出掛けになるときに、お目にかかろうと多くの人が集まって。


会ってやること。引見(いんけん)。▽目下の者に会うときに使う。


出典平家物語 一・祇王


「入道、『いでいで、わごぜがあまりに言ふことなれば、げんざんして帰さん』とて」


[訳] 入道清盛(きよもり)は、「どれどれ、おまえがそれほどまで言うことだから、(仏御前に)会ってやってから帰そう」と言って。


相手になること。勝負をすること。▽合戦などの場合に使う。


出典平家物語 四・橋合戦


「われと思はん人々は寄りあへや。げんざんせん」


[訳] 自分こそはと思う人々は寄って来いよ。相手をしよう。








げんざんのページへのリンク
「げんざん」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

げんざんのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




げんざんのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS