古語:

さるをの意味

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さる-を 【然るを】

接続詞

そうであるのに。


出典伊勢物語 二一


「男女、いとかしこく思ひ交はして、異心(ことごころ)なかりけり。さるを、…世の中を憂しと思ひて」


[訳] 男と女がたいそう深く慕い合って、(どちらも)浮気心がなかった。そうであるのに、…(女は)男との仲をいやに思って。


さて。ところで。


出典幻住庵記 俳文・芭蕉


「さるを、筑紫(つくし)高良山(かうらさん)の僧正は」


[訳] ところで、筑紫の高良山の僧正は。◆ラ変動詞「さり」の連体形に接続助詞「を」が付いて一語化したもの。








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