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さわがしの意味

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さわが・し 【騒がし】

形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


騒がしい。騒々しい。


出典枕草子 九月つごもり、十月のころ


「空うち曇りて、風のいとさわがしく吹きて」


[訳] 空が曇ってきて、風がたいそう騒々しく吹いて。


忙しい。あわただしい。落ち着かない。


出典大和物語 一三六


「日ごろさわがしくてなむ、え参らぬ」


[訳] 数日来忙しくて、うかがうことができません。


世の中が穏やかでない。騒然としている。


出典枕草子 殿などのおはしまさで後


「世の中に事出(い)で来(き)、さわがしうなりて」


[訳] 世間に事件が起こり、騒然としてきて。◇「さわがしう」はウ音便。


注意

の意味は現代語「さわがしい」にはない。








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