学研全訳古語辞典 |
さんまい 【三昧】
①
心を一つの対象に集中して、乱さないこと。心が静かに統一されて他念がないこと。また、その境地。◇仏教語。
②
「三昧場(ば)」の略。死者を火葬したり埋葬したりする所。火葬場。墓地。
③
好き勝手にすること。したいままにすること。
出典女殺油地獄 浄瑠・近松
「紙子(かみこ)着て川へはまらうが、油塗って火にくばらうが、うぬがさんまい」
[訳] 紙の着物を着て川へ落ちようが、油を塗って火の中へ入ろうが、お前の好き勝手。
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①
心を一つの対象に集中して、乱さないこと。心が静かに統一されて他念がないこと。また、その境地。◇仏教語。
②
「三昧場(ば)」の略。死者を火葬したり埋葬したりする所。火葬場。墓地。
③
好き勝手にすること。したいままにすること。
出典女殺油地獄 浄瑠・近松
「紙子(かみこ)着て川へはまらうが、油塗って火にくばらうが、うぬがさんまい」
[訳] 紙の着物を着て川へ落ちようが、油を塗って火の中へ入ろうが、お前の好き勝手。
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