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しひての意味

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しひ-て 【強ひて】

副詞

無理に。無理をおして。


出典伊勢物語 八三


「しひて御室(みむろ)にまうでてをがみ奉るに」


[訳] 無理に(出家した親王の)御庵室に参上して拝顔申し上げると。


むやみに。むしょうに。


出典後撰集 春下


「散りぬる花のしひて恋しき」


[訳] 散ってしまった花がむやみに恋しい。◆動詞「し(強)ふ」の連用形に接続助詞「て」が付いて一語化したもの。


注意

は、特に心情を表す形容詞にかかる用法であり、現代語にはない用法。








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