学研全訳古語辞典 |
せき-ぞろ 【節季候】
江戸時代、歳末に家々をめぐり、米や金銭をもらい歩いた物ごいの一種。しだの葉を挿した編み笠(がさ)をかぶって赤い布で覆面し、「せきぞろ(=節季(せつき)に候(さうら)ふ)、せきぞろ」と唱えて、二、三人で家々を歌い踊って歩いた。「せっきぞろ」「せきざうらふ」とも。[季語] 冬。
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江戸時代、歳末に家々をめぐり、米や金銭をもらい歩いた物ごいの一種。しだの葉を挿した編み笠(がさ)をかぶって赤い布で覆面し、「せきぞろ(=節季(せつき)に候(さうら)ふ)、せきぞろ」と唱えて、二、三人で家々を歌い踊って歩いた。「せっきぞろ」「せきざうらふ」とも。[季語] 冬。
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