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たすくの意味

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学研全訳古語辞典

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た-す・く 【助く・扶く・輔く】

他動詞カ行下二段活用

活用{け/け/く/くる/くれ/けよ}


助力する。補佐する。


出典源氏物語 桐壺


「朝廷(おほやけ)の固めとなりて、天(あめ)の下たすくる方にて見れば」


[訳] (源氏の人相は)朝廷の支えとなって、天下(の政治)を補佐する方であると見ると。


支える。


出典源氏物語 蓬生


「左右の戸もみなよろぼひ倒れにければ、をのこどもたすけて」


[訳] 左右の戸もみなよろよろと倒れてしまったので、男たちが支えて。


救う。


出典竹取物語 蓬莱の玉の枝


「旅の空に、たすけ給(たま)ふべき人もなきところに」


[訳] 旅の途上なので、救ってくださるような人もないところであるのに。◆「た」は手、「すく」は力を添える意。








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