古語:

つひにの意味

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学研全訳古語辞典

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つひ-に 【終に・遂に】

副詞

しまいに。最後に。


出典平家物語 一・祇園精舎


「たけき者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵(ちり)に同じ」


[訳] 勢いが盛んな者も最後には滅びてしまう、まったく風の前の塵と同じである。


〔多く下に打消の語を伴って〕最後まで。


出典枕草子 清涼殿の丑寅のすみの


「されど、つひに負け聞こえさせ給(たま)はずなりにけり」


[訳] しかし、(女御は)最後まで(帝(みかど)に)お負け申し上げにはなられなかった。


〔下に打消の語を伴って〕まだ一度も。いまだに。


出典末広がり 狂言


「つひに都へのぼったことがござらぬ」


[訳] まだ一度も都へ行ったことがありません。








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