学研全訳古語辞典 |
ひひら・く
活用{か/き/く/く/け/け}
①
(馬が)いななく。
②
ぺらぺらとしゃべる。しゃべりまくる。
出典源氏物語 帚木
「馬の頭(かみ)、物定めの博士になりて、ひひらきゐたり」
[訳] 馬の頭は、品定めの博士となって(馬のように)しゃべりまくっていた。◆「ひひ」は擬声語。
ひひら・く 【疼らく】
活用{か/き/く/く/け/け}
ひりひりと痛む。ずきずき痛む。
出典発心集 四
「切り焼くがごとく、うづきひひらき」
[訳] 切って焼いているようにうずきずきずき痛み。
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