古語:

ひとへの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

ひと-へ

名詞

(一)

【一重】


(重ならないである)一枚。


出典枕草子 さかしきもの


「紙をあまた押し重ねて、いと鈍き刀して切るさまは、ひとへだに断つべくもあらぬに」


[訳] 紙をたくさん押し重ねて、とても切れ味の鈍い刀で切るありさまは、一枚だって切れそうもないのに。


花びらが一枚ずつで重なっていないこと。また、その花。


(二)

【単】「単衣(ひとへぎぬ)」の略。


出典枕草子 野分のまたの日こそ


「生絹(すずし)のひとへのいみじうほころびたえ」


[訳] 生絹の単衣のたいそう着くずれて。[季語] 夏。[反対語] 袷(あはせ)。








ひとへのページへのリンク
「ひとへ」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

ひとへのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




ひとへのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS