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まのあたりの意味

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学研全訳古語辞典

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ま-の-あたり 【目のあたり】

[一]名詞

ちょうど目の前。眼前。


出典雨月物語 白峰


「まのあたりをもおぼつかなき心地せらる」


[訳] 眼の前さえもわからない気持ちに自然となる。


直接すること。じか。


[二]副詞

目の前で。現実に。まざまざと。


出典平家物語 三・有王


「まのあたりかかる憂きめを見給(たま)ひけるこそ不思議なれ」


[訳] 目の前でこのようなつらい目をご覧になるとは不思議なことだ。








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