学研全訳古語辞典 |
みやぎのの…
分類和歌
「宮城野の露吹きむすぶ風の音(おと)に小萩(こはぎ)がもとを思ひこそやれ」
出典源氏物語 桐壺
[訳] 宮城野を吹いて露を結ぶ風の音を聞くと、小萩のことが思い出されてならない。
鑑賞
亡き桐壺更衣(きりつぼのこうい)の実家で祖母君と過ごす若宮(=幼い源氏)を思って詠んだ帝(みかど)の歌。宮城野は奥州の萩の名所で、「宮城」と書き記すことから、ここでは宮中の意味を持たせている。「露」は涙を、「小萩」は幼い源氏を指す。
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分類和歌
「宮城野の露吹きむすぶ風の音(おと)に小萩(こはぎ)がもとを思ひこそやれ」
出典源氏物語 桐壺
[訳] 宮城野を吹いて露を結ぶ風の音を聞くと、小萩のことが思い出されてならない。
鑑賞
亡き桐壺更衣(きりつぼのこうい)の実家で祖母君と過ごす若宮(=幼い源氏)を思って詠んだ帝(みかど)の歌。宮城野は奥州の萩の名所で、「宮城」と書き記すことから、ここでは宮中の意味を持たせている。「露」は涙を、「小萩」は幼い源氏を指す。
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