古語:

んずの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

んず

助動詞サ変型

活用{○/○/んず/んずる/んずれ/○}


「むず」に同じ。◆中古の中ごろから助動詞「むず」の「む」を「ん」と発音したことから「んず」と表記されるようになったもの。⇒むず


参考

(1)平安時代より用いられ始めた語。鎌倉時代以後、転じて「うず」とも用いられた。(2)奈良時代には同意の語として「むとす」が用いられており、「んず」の語源として考えられる。しかし、「むとす」↓「んず」の変化はあり得ないとして、「む」の連用形「み」(他の活用形から推測された語形)にサ変動詞「す」が付いた「みす」の転とする説もある。(3)『枕草子』に「『その事させむとす』『言わむとす』『何とせむとす』といふ『と』文字を失ひて、ただ『言はむずる』『里へ出でむずる』など言へば、やがていと悪(わろ)し〈ふと心おとりとかするものは〉」とあり、平安時代には「むとす」と比べて悪い言い方とされていたことが分かる。








んずのページへのリンク
「んず」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

んずのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




んずのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS