古語:

何がさての意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

なに-が-さて 【何がさて】

分類連語


何はともあれ。言うまでもなく。▽相手の言うことを受けて、まず第一に自分の考えを強く主張する気持ちを表す。


出典心中天網島 浄瑠・近松


「『疑ひの念なきやうに誓紙書かすが合点か』『なにがさて、千枚でもつかまつらう』」


[訳] 「疑いの念のないように誓紙を書かせるが、いいか」「言うまでもなく、千枚でもお書きいたしましょう」。


どうしてどうして。とんでもない。▽強い打消を表す。


出典末広がり 狂言


「『なにがさて、広い都でござるによって、都にないと申すことがござらうか』」


[訳] どうしてどうして、広い都でございますから、都にないということがございましょうか。


なりたち

代名詞「なに」+格助詞「が」+副詞「さて」








何がさてのページへのリンク
「何がさて」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

何がさてのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




何がさてのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS