古語:

報いの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

むくい 【報い・酬い】

名詞

お返し。お礼。▽ある行為の結果として身に受けるもの。


出典古今集 雑体


「我を思ふ人を思はぬむくいにやわが思ふ人の我を思はぬ」


[訳] わたしを思ってくれた人を思わなかったお返しなのであろうか。わたしの思う人はわたしのことを思ってはくれない。


応報。果報。▽特に、仏教的な考えで、前世(ぜんぜ)の業(ごう)に従って現世(げんぜ)で受ける結果のこと。


出典源氏物語 須磨


「かかる事も、前(さき)の世のむくいにこそ侍(はべ)るなれば」


[訳] このようなことも前世の応報だそうでございますから。


仕返し。報復。復讐(ふくしゆう)。


出典土佐日記 一・二一


「海賊むくいせむといふなる事を」


[訳] 海賊が報復をするだろうと言っているとかいうことを。








報いのページへのリンク
「報い」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

報いのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




報いのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS