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誦經の意味

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学研全訳古語辞典

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ず-きゃう 【誦経】

名詞

経文をそらで覚えて唱えること。僧に経を読ませること。


出典枕草子 清涼殿の丑寅のすみの


「御(み)ずきゃうなどあまたせさせ給(たま)ひて」


[訳] 僧に経を読ませることなどをたくさんさせなさって。


「誦経物(もの)」の略。僧にをしてもらった謝礼として出す布施。


出典大和物語 一六八


「わが装束(さうぞく)・上下(かみしも)・帯・太刀までみなずきゃうにしけり」


[訳] 自分の装束、狩衣(かりぎぬ)や指貫(さしぬき)、帯・太刀までみな読経の布施とした。



ずきょう 【誦経】

⇒ずきゃう








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