「ほど」を解説文に含む見出し語の検索結果(271~280/1647件中)
名詞①身分や能力の程度。分際。出典枕草子 にくきもの「羽風(はかぜ)さへそのみのほどにあるこそいとにくけれ」[訳] (蚊は)羽風までがその体相応にあるのはまったくにくらしい。②...
形容詞シク活用活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}①気づまりだ。気が引ける。気恥ずかしい。▽自分の気持ちを表す。出典徒然草 五六「隔てなく慣れぬる人も、...
形容詞シク活用活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}①気づまりだ。気が引ける。気恥ずかしい。▽自分の気持ちを表す。出典徒然草 五六「隔てなく慣れぬる人も、...
副助詞《接続》体言、副詞、活用語の終止形・連体形などに付く。①〔範囲・程度〕…ほど。…ぐらい。…あたり。▽時期・時刻・場所・数量・大きさなどのおおよその範囲を示す。出典竹取物語 かぐや姫の...
分類和歌「沫雪のほどろほどろに降りしけば奈良の都し思ほゆるかも」出典万葉集 一六三九・大伴旅人(おほとものたびと)[訳] 泡のようにとけやすい雪が降って地上にまだらに積もると、奈良の都がひたすら思われ...
形容詞ク活用活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}①がっかりする。いやだ。情けない。気にくわない。出典宇治拾遺 一・一三「さくりあげて、『よよ』と泣きければ、うたてしやな...
形容動詞ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}①(とても)大きい。出典枕草子 あさましきもの「車のうち返りたる。さるおほのかなるものは、所狭(ところせ)くやあらむと思ひしに...
副詞①これほど。このくらい。出典竹取物語 かぐや姫の昇天「かばかり守る所に、天の人にも負けむや」[訳] これほど(厳重に)守る所では、天人にも負けるだろうか、いや、負けはしない。Σ...
分類俳句「春雨や小磯(こいそ)の小貝(こがひ)ぬるるほど」出典蕪村句集 俳諧・蕪村(ぶそん)[訳] 海辺に絹糸のような春雨が降っている。入り江の小さな磯に散らばった小さな貝がいつの間にかぬれてゆくほど...
接続助詞《接続》活用語の連体形に付く。①〔事態の推移、時間の経過〕…すると。…するうちに。出典方丈記 「明くる年は立ち直るべきかと思ふほどに、あまりさへ疫癘(えきれい)うちそひて」[訳] ...