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あかしの意味

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学研全訳古語辞典

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明石の君

分類人名


『源氏物語』の作中人物。前播磨守(さきのはりまのかみ)の明石の入道の娘。須磨(すま)に流された光源氏(ひかるげんじ)との間に姫君が生まれる。上京後この姫君は光源氏の妻の紫の上の養女となり、のちに中宮になって、母の明石の君も幸福な人生を送る。



明石の浦

分類地名


歌枕(うたまくら)。今の兵庫県明石市一帯の海岸で、明石海峡を隔てて淡路島を南にのぞみ、海岸の景色の美しい場所として名高い。



あか・し 【赤し】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


赤い。


出典伊勢物語 九


「白き鳥の、嘴(はし)と脚(あし)とあかき」


[訳] 白い鳥であって、くちばしと脚とが赤い(鳥)。



明石の上

⇒明石(あかし)の君(きみ)



明石

分類地名


今の兵庫県明石市一帯。海岸は「明石の浦」と呼ばれ、古来須磨(すま)と並んで名勝の地として有名。『源氏物語』第十三帖(じよう)の「明石」の巻の舞台としても知られる。


参考

形容詞「明かし」との掛け詞(ことば)となる。



あか・し 【明かし】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


明るい。


出典更級日記 大納言殿の姫君


「その十三日の夜、月いみじく隈(くま)なくあかきに」


[訳] その十三日の夜、月がたいそう曇りもなく明るいのに。


清らかだ。偽りがない。


出典続日本紀 文武


「あかき浄(きよ)き直(なほ)き誠の心をもちて」


[訳] 清らかでうそのない素直で誠実な心によって。



あかし 【明かし・灯】

名詞

ともしび。あかり。▽多く、「みあかし」「おほみあかし」の形で、神仏の灯明の意に用いる。








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