学研全訳古語辞典 |
いたづらに-な・る 【徒らになる】
分類連語
①
無駄になる。
出典宇津保物語 藤原の君
「仏に奉るものはいたづらにならず」
[訳] 仏に差し上げるものは無駄にならない。
②
死ぬ。一生がだいなしになる。
出典伊勢物語 二四
「…と書きて、そこにいたづらになりにけり」
[訳] …と書いて、そこで死んでしまった。
なりたち
形容動詞「いたづらなり」の連用形+動詞「なる」
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①
無駄になる。
出典宇津保物語 藤原の君
「仏に奉るものはいたづらにならず」
[訳] 仏に差し上げるものは無駄にならない。
②
死ぬ。一生がだいなしになる。
出典伊勢物語 二四
「…と書きて、そこにいたづらになりにけり」
[訳] …と書いて、そこで死んでしまった。
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