古語:

いつしかの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

いつ-し-か 【何時しか】

副詞

いつになったら…か。


出典万葉集 四四五


「いつしかと待つらむ妹(いも)に」


[訳] いつになったら(帰って来る)かと待っているであろう妻に。


〔多く下に願望の表現を伴って〕早く。いつになったら。▽実現を待ち望む意。


出典更級日記 梅の立枝


「いつしか梅咲かなむ」


[訳] 早く梅が咲いてほしい。


いつのまにか。早くも。


出典枕草子 鳥は


「いつしかしたり顔にも聞こえたるに」


[訳] (ほととぎすは)いつのまにか得意そうに鳴いているのが聞こえているが。◆代名詞「いつ」に強意の副助詞「し」と係助詞「か」が付いて一語化したもの。








いつしかのページへのリンク
「いつしか」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

いつしかのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




いつしかのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS