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かしの意味

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学研全訳古語辞典

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かし

終助詞

《接続》文の言い切りの形に付く。


〔強く念を押す〕…ね。…よ。


出典枕草子 大進生昌が家に


「あけむとならば、ただ入りねかし」


[訳] (女性の部屋に)入ろうというのなら、さっさと入ってしまえよ。


〔自分に言い聞かせる〕…よ。


出典枕草子 清涼殿の丑寅のすみの


「これは知りたることぞかし」


[訳] これ(=『古今和歌集』の歌)は覚えているはずのことなのだよ。


参考

係助詞「か」に副助詞「し」が付いたもの。


語の歴史

(1)中古以降の会話文に用いられ、和歌に用いられた例は極めて少ない。(2)中世後期になると、「命令形+かし」「ぞ+かし」の例が多い。








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