学研全訳古語辞典 |
せい-らん 【晴嵐・青嵐】
①
よく晴れた日に立ちのぼる、山の気。晴れた日の霞(かすみ)。
出典平家物語 三・有王
「せいらん夢を破って」
[訳] 晴れた日の山の気が(有王の)夢を破って。
②
新緑の上を吹き渡る夏の強風。あおあらし。[季語] 夏。
出典平家物語 一〇・高野巻
「せいらん梢(こずゑ)を鳴らして」
[訳] 新緑を吹く強風が梢(こずえ)を鳴らして。
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①
よく晴れた日に立ちのぼる、山の気。晴れた日の霞(かすみ)。
出典平家物語 三・有王
「せいらん夢を破って」
[訳] 晴れた日の山の気が(有王の)夢を破って。
②
新緑の上を吹き渡る夏の強風。あおあらし。[季語] 夏。
出典平家物語 一〇・高野巻
「せいらん梢(こずゑ)を鳴らして」
[訳] 新緑を吹く強風が梢(こずえ)を鳴らして。
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