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つく‐づくの意味

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Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > つく‐づくの解説 


学研全訳古語辞典

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つく-づく(と)

副詞

しみじみ(と)。しんみり(と)。▽思いにふけるさま。


出典徒然草 七


「つくづくと一年(ひととせ)を暮らすほどだにも、こよなうのどけしや」


[訳] しみじみと一年を暮らすだけでも、この上なくゆったりとしている(ものである)よ。


ぽつねん(と)。ぼんやり(と)。▽手持ちぶさたなさま。


出典更級日記 大納言殿の姫君


「姉なる人、つくづくと空をながめて」


[訳] 姉である人は、ぽつねんと空をながめて。


よくよく。じっくり。▽考えなどを集中させるようす。


出典平家物語 六・小督


「仲国(なかくに)、つくづくと案ずるに」


[訳] 仲国は、よくよく考えてみると。








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