学研全訳古語辞典 |
はたら・く 【働く】
活用{か/き/く/く/け/け}
①
動く。
出典平家物語 九・木曾最期
「打てども打てどもはたらかず」
[訳] (むちで)打っても打っても(馬は)動かない。
②
仕事をする。働く。
出典方丈記
「常に歩(あり)き、常にはたらくは、養性(やうじやう)なるべし」
[訳] いつも歩き、いつも働くことは、健康を保つのによいことに違いない。
③
役目を果たす。役立つ。役立つように機能する。
出典好色一代女 浮世・西鶴
「その銀(かね)はたらかずして」
[訳] その財産が役目を果たさずに。
はたらくのページへのリンク |