学研全訳古語辞典 |
ふっ-と
①
すっぱりと。ぶっすりと。▽物を勢いよく断ち切ったり、貫き通したりするようす。
出典平家物語 九・忠度最期
「右の腕(かひな)を、肘(ひぢ)のもとよりふっと斬(き)り落とす」
[訳] 右の腕を、ひじのつけ根からすっぱりと切り落とす。
②
ひょいと。突然。
出典愚管抄 六
「ふっと上﨟(じやうらふ)になして」
[訳] (北条義時(よしとき)を)突然上席にして。
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①
すっぱりと。ぶっすりと。▽物を勢いよく断ち切ったり、貫き通したりするようす。
出典平家物語 九・忠度最期
「右の腕(かひな)を、肘(ひぢ)のもとよりふっと斬(き)り落とす」
[訳] 右の腕を、ひじのつけ根からすっぱりと切り落とす。
②
ひょいと。突然。
出典愚管抄 六
「ふっと上﨟(じやうらふ)になして」
[訳] (北条義時(よしとき)を)突然上席にして。
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