学研全訳古語辞典 |
まな・ぶ 【学ぶ】
活用{ば/び/ぶ/ぶ/べ/べ}
活用{び/び/ぶ/ぶる/ぶれ/びよ}
①
まねる。教えられたとおりにする。
出典徒然草 八五
「いつはりても賢をまなばんを賢といふべし」
[訳] それらしくよそおうのであっても賢人の行いをまねる人を賢者といってよい。
②
学問をする。勉強する。
出典徒然草 一三〇
「道をまなぶとならば、善にほこらず」
[訳] 道を勉強するつもりなら、自分の善行を自慢しないで。
参考
古くは上二段活用で、中古の中ごろから四段活用に変わった。しかし、上二段活用は、漢文訓読のときに用いられている。
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