学研全訳古語辞典 |
-まり 【余り】
「-あまり」に同じ。
出典続日本後紀 承和一二
「百(ももち)まり十の翁(おきな)」
[訳] 百あまり十(=百十)の翁。◆「-あまり」の変化した語。
まり 【椀・鋺】
水・酒などを入れる丸い器。
まり 【鞠・毬】
①
「蹴鞠(けまり)」に用いるまり。鹿(しか)のなめし革二枚を縫い合わせ縫目に馬の革を巻いて作る。
②
「蹴鞠」のこと。
出典枕草子 あそびわざは
「さま悪(あ)しけれど、まりもをかし」
[訳] みっともないものだが、蹴鞠もおもしろい。
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