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をこがましの意味

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学研全訳古語辞典

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をこ-がま・し 【痴がまし】

形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


ばかげている。みっともない。▽いかにも愚かに見え、笑いものになりそうなようす。


出典徒然草 七三


「世俗の虚言(そらごと)をねんごろに信じたるも、をこがましく」


[訳] 世間のうそを正直に信じているのも、ばかげていて。


出過ぎている。さしでがましい。


出典更級日記 鏡のかげ


「老い衰へて世に出(い)で交じらひしはをこがましく見えしかば」


[訳] 年をとり弱って世間に出て交際することは、さしでがましく見えたので。◆「がまし」は接尾語。








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