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夏草のの意味

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なつくさ-の 【夏草の】

分類枕詞


夏草が日に照らされてしなえる意で「思ひしなゆ」にかかる。


出典万葉集 一三一


「なつくさの思ひしなえて偲(しの)ふらむ」


[訳] ⇒いはみのうみ…。


夏草が生えている野の意で「野」を含む地名「野島」や「野沢」にかかる。「なつくさの野島」。


夏草が深く茂るところから「繁(しげ)し」「深し」にかかる。


出典古今集 恋四


「なつくさの深くも人の思ほゆるかな」


[訳] 心に深くあの人のことが思われることだ。


夏草を刈るの意で「刈る」と同音を含む「仮(かり)」「仮初(かりそめ)」にかかる。


出典新古今集 秋下


「なつくさのかりそめにとて来(こ)し宿も」


[訳] ほんのしばらくの間住もうと思って来た宿も。









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