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見る目の意味

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みる-め 【見る目】

名詞

(他人の)見ている目。人目。はた目。


見たようす。見た目。外見。


出典源氏物語 若菜上


「みるめは人よりけに若くをかしげにて」


[訳] 見た目は人より格別に若々しく美しくて。


(男女が)会うこと。会う機会。


出典古今集 恋二


「しきたへの(=枕詞(まくらことば))枕の下に海はあれど人をみるめは生(お)ひずぞありける」


[訳] (あまり泣いたので)枕の下に涙の海ができてしまった。しかし海松布(みるめ)が生えていないので、あの人と会う機会はなさそうだ。


参考

は和歌では、「海松布(みるめ)」とかけて用いることが多い。








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