「俳文」を解説文に含む見出し語の検索結果(111~120/237件中)
名詞①京を旅立つ人、特に伊勢(いせ)参りの人を「逢坂(あふさか)の関」まで見送って行くこと。[反対語] 関迎(せきむか)へ。②旅立つ人を見送ること。出典笈の小文 俳文・芭蕉「其...
名詞①京を旅立つ人、特に伊勢(いせ)参りの人を「逢坂(あふさか)の関」まで見送って行くこと。[反対語] 関迎(せきむか)へ。②旅立つ人を見送ること。出典笈の小文 俳文・芭蕉「其...
分類俳句「秋の日の雨江戸に指折らん大井川」出典野ざらし 俳文・千里(ちり)[訳] 秋の雨が降り続く日に、江戸では親しい者たちが、今ごろは大井川を渡る時分であろうと、指折り数えてうわさし合っていることだ...
分類俳句「仰のけに落ちて鳴きけり秋のせみ」出典八番日記 俳文・一茶(いつさ)[訳] 夏の間は盛んに鳴いていたせみも、秋になってすっかり弱り、木にとまる力もなく落ちて、地面に仰むけになってもがき鳴いてい...
分類俳句「悠然として山を見る蛙(かはづ)かな」出典おらが春 俳文・一茶(いつさ)[訳] 春の昼下がり、一匹のかえるが悠然とした態度で大きな山と向かい合っている。鑑賞中国、東晋(とうしん)の陶淵明(とう...
分類俳句「憂き我をさびしがらせよ閑古鳥(かんこどり)」出典嵯峨日記 俳文・芭蕉(ばせう)[訳] 閑古鳥よ、その寂しい鳴き声で世をつらく思う孤独な私を寂しがらせてくれ。その寂しさの中に浸りたいのだ。鑑賞...
分類俳句「うつくしや障子の穴の天の川」出典七番日記 俳文・一茶(いつさ)[訳] 七夕(たなばた)の今宵(こよい)、病気で寝ている部屋の、障子の破れ穴からのぞき見る天の川の、なんと美しいことよ。鑑賞文化...
分類俳句「霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白(おもしろ)き」出典野ざらし 俳文・芭蕉(ばせう)[訳] 箱根の関を越える日、霧雨が降り、遠くの景色も深い霧に包まれて、富士山も隠れているが、たとえ富士が見えなくて...
分類俳句「草臥れて宿(やど)借(か)るころや藤(ふぢ)の花」出典笈の小文 俳文・芭蕉(ばせう)[訳] 旅の途中、永い春の一日を歩きつかれ、一夜の宿をとるころ、ふと見ると夕暮れの光の中に、薄紫の藤の花が...
分類俳句「この秋は何(なん)で年寄る雲に鳥」出典笈日記 俳文・芭蕉(ばせう)[訳] 今年の秋は、なぜこんなに老いの寂しさが身にしみるのか。はるかな雲の中に消えて行く鳥が見えるが、まるで漂泊の生涯を送っ...