「古今和歌集」を解説文に含む見出し語の検索結果(211~220/269件中)
分類和歌出典百人一首 「契(ちぎ)りきなかたみに袖(そで)を絞(しぼ)りつつ末(すゑ)の松山波越さじとは」出典後拾遺集 恋四・清原元輔(きよはらのもとすけ)[訳] 約束したのだったね、お互いに涙に濡(...
分類和歌「難波津(なにはづ)に咲くや木(こ)の花冬ごもり(=枕詞(まくらことば))今は春べと咲くやこの花」出典古今集 仮名序・王仁(わに)[訳] 難波の海辺に咲き出した、この梅の花よ。今は春となり、自...
分類俳句「波こえぬ契りありてやみさごの巣」出典奥の細道 象潟・曾良(そら)[訳] 仲むつまじい鳥とされる「みさご」が、波が岩を越えることはないという、夫婦の固い約束があるからだろうか、このような北海の...
分類俳句「花よりも団子やありて帰る雁(かり)」出典犬子集 俳諧・貞徳(ていとく)[訳] 美しい桜の咲く春だというのに、雁は北へと帰って行く。花より好きな団子があるから、花に心ひかれることなく帰ってしま...
助動詞ナリ活用型《接続》活用語の終止形に付く。ただし、ラ変型活用の語には連体形に付く。〔推量〕…するようだ。…そうに思われる。出典土佐日記 二・一六「桂川(かつらがは)わが心にも通はねど同じ深さに流る...
分類和歌「ほととぎす鳴くや五月(さつき)のあやめ草あやめも知らぬ恋もするかな」出典古今集 恋一・よみ人知らず[訳] ほととぎすが鳴いているよ。その五月のあやめ草ではないが、物事の筋道もわからないほどに...
分類俳句「ほろほろと山吹(やまぶき)散るか滝の音」出典笈の小文 俳文・芭蕉(ばせう)[訳] 滝の音がごうごうと響きわたっている。滝のほとりの山吹の花が、その音に誘われるかのようにはらはらと散っているこ...
分類和歌出典百人一首 「陸奥(みちのく)のしのぶもぢずり誰(たれ)ゆゑに乱れそめにし我ならなくに」出典古今集 恋四・源融(みなもとのとほる)[訳] 陸奥の信夫(しのぶ)で作られる「しのぶもぢずり」の乱...
分類和歌出典百人一首 「めぐり逢(あ)ひて見しやそれとも分かぬ間(ま)に雲隠れにし夜半(よは)の月かな」出典新古今集 雑上・紫式部(むらさきしきぶ)[訳] めぐり逢って、見たのはそれかどうかもはっきり...
分類俳句「柳ちり清水かれ石ところどころ」出典反古衾 俳諧・蕪村(ぶそん)[訳] 遊行柳(ゆぎようやなぎ)を訪れてみると、その葉はすでに散り、西行(さいぎよう)が「清水流るる」と詠んだ清水もかれはてて、...