「参る」を解説文に含む見出し語の検索結果(41~50/379件中)
[一]名詞めいめい。各自。おのおの。出典平家物語 七・維盛都落「『我も参らん、我も行かん』とめんめんに慕ひ泣き給(たま)ふにぞ」[訳] 「私も参ります、私も行きます」と、めいめいが慕い泣きなさるので。
分類連語しかるべき。適当な。出典更級日記 宮仕へ「さんべき折節参りて、さんべき人と物語りなどして」[訳] しかるべき折々おうかがいして、しかるべき人とお話などして。◆「然(さ)るべき」の変化した語。「...
感動詞やい、おまえ。おいこら。「やおれ」とも。▽尊大な態度で相手に呼びかけるときに発する語。出典宇治拾遺 五・三「やうれ、おれらよ、召されて参るぞ」[訳] おいこら、お前たちよ、呼ばれて参上するのだぞ...
分類連語世間の評判。出典伊勢物語 五「二条の后(きさき)に忍びて参りけるを、よのきこえありければ」[訳] 二条の后のもとに忍んで行ったのを、世間の評判が立ったので。
分類連語世間の評判。出典伊勢物語 五「二条の后(きさき)に忍びて参りけるを、よのきこえありければ」[訳] 二条の后のもとに忍んで行ったのを、世間の評判が立ったので。
代名詞どこ。どちら。▽場所についていう不定称の指示代名詞。出典枕草子 うらやましげなるもの「上の女房の、御方々いづこもおぼつかなからず参り通ふ」[訳] 帝(みかど)付きの女房で、お妃がたのどこへでも気...
代名詞どこ。どちら。▽場所についていう不定称の指示代名詞。出典枕草子 うらやましげなるもの「上の女房の、御方々いづこもおぼつかなからず参り通ふ」[訳] 帝(みかど)付きの女房で、お妃がたのどこへでも気...
自動詞サ行変格活用活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}参上する。参る。▽「行く」の謙譲語。出典枕草子 故殿の御服のころ「さんぜむとするを、今日明日の御物忌みにてなむ」[訳] 参上しようと思うが、今日明...
自動詞サ行変格活用活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}参上する。参る。▽「行く」の謙譲語。出典枕草子 故殿の御服のころ「さんぜむとするを、今日明日の御物忌みにてなむ」[訳] 参上しようと思うが、今日明...
自動詞ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}参上する。帰参する。▽「上(のぼ)る」の謙譲語。出典万葉集 一〇二二「まゐのぼる八十氏人(やそうぢびと)の」[訳] (都に)やって参る多くの人々が。◆中...