学研全訳古語辞典 |
今様
分類文芸
当世風のはやり歌の意味の「今様歌(うた)」の略。平安時代中ごろから流行した、七五調の四句からなる歌謡。平安時代末期ごろから白拍子(しらびようし)(=遊女)によって貴賤(きせん)の宴席で歌われ、しだいに世に広まって、皇族などにも愛好された。後白河(ごしらかわ)法皇の撰(せん)になる『梁塵秘抄(りようじんひしよう)』に収められている。「伊呂波歌(いろはうた)」は今様形式である。
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当世風のはやり歌の意味の「今様歌(うた)」の略。平安時代中ごろから流行した、七五調の四句からなる歌謡。平安時代末期ごろから白拍子(しらびようし)(=遊女)によって貴賤(きせん)の宴席で歌われ、しだいに世に広まって、皇族などにも愛好された。後白河(ごしらかわ)法皇の撰(せん)になる『梁塵秘抄(りようじんひしよう)』に収められている。「伊呂波歌(いろはうた)」は今様形式である。
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