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うらみの意味

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学研全訳古語辞典

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うらみ 【恨み・怨み】

名詞

恨みに思うこと。


不満。残念だと思う気持ち。また、それを口に出すこと。恨み言。


出典古今集 仮名序


「今は飛鳥川(あすかがは)の瀬になるうらみもきこえず」


[訳] 今は飛鳥川の淵(ふち)が瀬に変わるように、歌が衰える恨み言もいうこともなく。


嘆き。悲しみ。


出典奥の細道 草加


「呉天(ごてん)に白髪のうらみ」


[訳] 呉の国にもたとえたい遠い異郷の旅の空で、苦労のために白髪となるような嘆き。


悲しみを訴えるような虫の声。



うら-み 【浦廻・浦回】

名詞

入り江。海岸の曲がりくねって入り組んだ所。「うらわ」とも。


出典万葉集 一三一


「石見(いはみ)の海角(つの)のうらみを浦なしと人こそ見らめ」


[訳] ⇒いはみのうみ…。








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