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しきの意味

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学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

しき 【式】

名詞

一定のやり方。とりきめ。作法。


出典千載集 序


「やまとうたのしきを作れりける」


[訳] 和歌の作法を作ってしまった。


律令および格(きやく)の施行細則。


事情。次第。


出典増鏡 北野の雪


「そのほどのしき、言はずともおしはかるべし」


[訳] そのときの事情は、言わなくても推察できる。


「式神(しきがみ)」の略。



しき 【敷き】

名詞

物や箱の底に敷く物。ござなど、屋外で用いる物にもいう。



しき 【職】

名詞

役所の名称の一つ。「省」に属し、「中宮職」「春宮(とうぐう)職」「大膳(だいぜん)職」「左京職」「右京職」「修理(しゆり)職」などがある。


特に、「中宮職」のこと。



しき- 【頻】

接頭語

〔名詞・動詞などに付いて〕繰り返し。しきりに。重ねて。「しき鳴く」「しき波」「しき降る」








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