学研全訳古語辞典 |
はる・なり 【遥なり】
活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}
はるかだ。
出典古今集 雑上・伊勢物語四一
「紫の色こき時は目もはるに野なる草木ぞ分かれざりける」
[訳] 紫草の色が濃いときは、はるか遠くまで見える草木のすべてが紫草と区別がつかない(=みな、いとしい)。そのように、愛する妻の血縁につながる人も、同様に気にかけずにはいられなかったよ。◆歌では、多く「目も遥に」の形で「芽も張る」をかけて用いる。
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活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}
はるかだ。
出典古今集 雑上・伊勢物語四一
「紫の色こき時は目もはるに野なる草木ぞ分かれざりける」
[訳] 紫草の色が濃いときは、はるか遠くまで見える草木のすべてが紫草と区別がつかない(=みな、いとしい)。そのように、愛する妻の血縁につながる人も、同様に気にかけずにはいられなかったよ。◆歌では、多く「目も遥に」の形で「芽も張る」をかけて用いる。
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