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をちの意味

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学研全訳古語辞典

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をち 【彼方・遠】

名詞

遠く隔たった場所。遠方。かなた。


出典古今集 離別


「白雲の八重(やへ)に重なるをちにても」


[訳] 白雲が幾重にも重なる遠方であっても。[反対語] 此方(こち)。


それより以前。昔。


出典拾遺集 雑賀


「昨日よりをちをば知らず」


[訳] 昨日よりそれ以前のことはわからないが。


それより以後。将来。


出典万葉集 三七二六


「このころは恋ひつつもあらむ玉匣(たまくしげ)(=枕詞(まくらことば))明けてをちよりすべなかるべし」


[訳] この数日は恋しながらもこうしているでしょう。夜が明けた後からは(あなたがいなくなって)どうにもしようがないでしょう。



をち 【復ち】

名詞

もとに戻ること。若返ること。








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