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便の意味

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学研全訳古語辞典

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びん 【便】

名詞

便宜。都合。たより。


出典徒然草 二三八


「びんよくは、言葉などかけんものぞ」


[訳] 都合よくいったら、言葉などかけてみるものだぞ。



よす-が 【縁・因・便】

名詞

頼り。ゆかり。身や心を寄せる所。


出典枕草子 木の花は


「ほととぎすのよすがとさへおもへばにや」


[訳] (橘(たちばな)は)ほととぎすが身を寄せる所とまで思うからであろうか。


(頼りとする)縁者。夫・妻・子など。


出典方丈記 


「もとより妻子なければ、捨てがたきよすがもなし」


[訳] はじめから妻子がないので、(出家にあたって)捨てにくい縁者もない。


手がかり。手段。便宜。


出典徒然草 五八


「嵐(あらし)をふせぐよすがなくてはあられぬわざなれば」


[訳] 嵐を防ぐ手段がなくては生きていけないことなので。◆上代は「よすか」。









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